11/3のブログで、「セロトニンが減少するとうつ病を引き起こすとも考えられています。」と書きましたので、今日はそのことについて触れたいと思います。
私たちの頭の中(脳)には一千数百億個とも言われる神経細胞があり、その神経細胞の間を100種類以上も存在するといわれている神経伝達物質が通ることで信号が伝わり、全体として「脳」として機能しています。
これらの神経伝達物質がバランスよくはたらくことにより、脳の機能は健全に保たれるのですが、過剰なストレスや過労などが引き金となって、セロトニン、ノルアドレナリン、ドパミンなどの神経伝達物質が減少し、喜怒哀楽のコントロールができなくなってしまうのが「うつ病」の原因の1つと考えられています。
うつ病の発症のメカニズムは、まだ全てが解明されたわけではありませんが、その1つは、ストレスが大きく関係しているといわれています。
病気や離婚、あるいは親しい人が亡くなるなどといった悲しい、つらい出来事がストレスとなるのは理解しやすいと思われます。しかし、それ以外にも昇進や結婚、出産、子供の独立など、一見喜ばしいことがストレスになることもあります。
(「うつ病」にまではならなくても、「マリッジブルー」や「マタニティブルー」になる方もいらっしゃいますよね)
たとえ喜ばしい出来事であっても、それが急激な変化となって自分の生活に影響を及ぼす場合、それが大きなストレスとなってうつ病発症の要因となることもあるのです。
先の3種類の神経伝達物質のうち、セロトニンは、太陽の光を浴びたり、きちんとした睡眠をとったり、肉・牛乳・納豆などたんぱく質(必須アミノ酸)を含む食品を食べることで、作られる量が増えます。
また、10/19のブログでも書きましたが、睡眠に重要な役割をはたすメラトニンがたくさん分泌されるためには、メラトニンの材料であるセロトニンというホルモンが、日中にしっかりと分泌されることが重要です。
つまり、朝起きて日の光を浴び、夜は暗くして寝るという地球本来のリズムに合った規則正しい生活が、セロトニンとメラトニンをたくさん分泌し、心と身体の健康を維持するためにとても重要な生活リズムと言えるのではないでしょうか。
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