出産後、ついイライラしてしまうお母さんもいると思います。
もちろん様々な要因があると思いますが、じつはその一つに「急激なホルモンの変化」があります。
妊娠中は、女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の分泌量が増えますが、これらのホルモンは出産が終わると急激に減少し、その代わりに、母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンの分泌量が増えます。
妊娠中の10ヶ月をかけてゆっくりと増えてきたホルモンが突然減り、違うホルモンが増えるというのは、体にとって急激な変化なので、ホルモンバランスも乱れてしまうのです。
また、慣れない育児による生活リズムの乱れや、育児の不安や父親への不満などによる精神的なストレスが、ホルモンバランスを乱すこともあります。
さらに、先日「幸せホルモン」と書かせていただいた「オキシトシン」には、「幸福感」を感じる一方で「攻撃性を高める」作用があるとの研究結果もあります。
いずれにしても、こうしたことで起こるホルモンバランスの乱れに対して体はすぐには対応できませんので、時には体調不良として体のあちこちに様々な症状が出てくることもあります。
また、精神的にも不安定になり、場合によっては「産後うつ」のような状態になることもあります。
どんなストレスや悩みもそうですが、一人で抱え込まず、早めに相談することが大切です。


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