カウンセリングで悩みはなくなる?

相談することで「悩み」はなくなりますか?

そうですね、「私が悩みを取り除く」のではなく、「悩みがなくなる方法」や「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えていきます。

「悩みがなくなる方法」や「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えるためには、まず「いまどんな悩みをかかえているのか」を、「より具体的に」教えていただくことが重要です。

なるほど。

「悩み」というのは、様々な「状況」において、いろいろな「問題」に遭遇することから生じます。

「どんな状況」の時に「どんな問題」に遭遇したのか、そして「いまどんな状況」にあって「どんな悩みをかかえているのか」を「より具体的に」教えていただくことは、「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えていく上でとても重要なことです。

そうなんですね。それで?

そして、それが明らかになってくれば、「どうすれば悩みがなくなるか」「どうすれば悩まなくてよくなるか」を一緒に考えていくことができます。

一緒に考えていく上では、「どんな状況だったか」と「どんな問題に遭遇したのか」との関係によって、様々な角度から「悩みにまで至った経緯」と「その要因」を分析して「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」をいろいろと検討する必要があります。
また、その時の状況によって、その方法を考えることにかけられる時間も違いますから、それも考慮する必要があります。

具体的には?

例えばですが、すでにうつ状態などで「休職」などされていて、「復職」や「再就職」について悩んでいる方には、より具体的な悩みの解決方法が必要なため、場合によっては、その方の「悩み」にあった心理療法を取り入れることで、より具体的な「悩みの解決方法」を考えていくことができます。
もちろん、その心理療法を取り入れるかどうかは、一緒に話し合った上で決めていくことですが。

また、そこまでは行っていないという方についても、「いま悩んでいること」について「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えていく上で、「悩み」と「その要因」との距離感というか密接さによって、分析したり、方法を一緒に考える際の取り組み方が変わってきますので、やはり「どんな状況」で「どんな問題に遭遇したのか」が具体的なほど、「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えて行きやすくなります。

まれにですが、悩んでいる方の話をよくよく聞いてみると、「悩みの原因が、実はぜんぜん違うところにあった」ということもあります。
そういう場合は、「悩みがなくなる方法」が変わっていく場合もあり、時間がかかる場合もありますが、「より本質的な方法」を見つけることができます。

そういうこともあるんですね。

そうですね、まあ「まれに」ではありますが。
「こころの中」というのは、思っているよりも複雑なので。

いずれにしても、「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考えて「人間関係」や「仕事」での悩みを解消し、「日常生活」をもっと「楽な気持ち」で送れるようになっていただきたいと思います。

なるほど。

ただ、こうやって、いまかかえている「悩み」を解消しても、それだけでは、「これからずっと楽な気持ちで日常生活を送れる」とは限りません。

どういうことですか?

そもそも、生きていく上で、「悩みがつきる」ということはないと思います。

そしてTVでもよく流れていますが、今の社会は、様々な「ストレス」や「ハラスメント」がどんどん増えてきていたり、仕事でも「働き方改革」や「ワークライフバランス」が叫ばれる一方で「ブラック企業」と言われるような会社があったりと、「ストレス」の要因は、今後も増えていく一方ではないかと感じています。

そういった世の中の流れを踏まえると、「いま抱えている悩み」を解消させるだけでは足りないのです。

と言うと?

少なくとも、「いま抱えている悩みと同じような悩み」がまた出てきた場合には、自分で「どうすればこの悩みがなくなるか」を考えて、「同じような悩みなら自分で解消できるようになる」ようなことも、一緒に考えていきたいと思います。

また、時には「まったく違う、新たな悩み」が出てくることも、もちろんあると思います。

そうですね。

その時には、もちろん早いうちに相談に来ていただきたいのですが、その時にも、「どんな状況」の時に「どんな問題」に遭遇したのか、そして「いまどんな状況」にあって「どんな悩みをかかえているのか」を整理して、早い段階から「より具体的に」教えていただくことで、「悩みがなくなる方法」「悩まなくてよくなる方法」を一緒に考える時間を短くできると思いますので、できれば日常生活においても自分でストレスをチェックできたり、ストレス等を感じた場合には、その度合いやそのストレスに対する考えを整理できるようになっておいたほうがいいと思います。
もちろん、そういう面についてもご相談していただければ、その方に合わせた方法を一緒に考えて行きたいと思います。