16歳のご当地アイドルが「自殺することを選んだ」こと

昨日ニュースで、今年の3月に、16歳のご当地アイドルの方が自殺した事を知りました。

ニュースでは、ご当地アイドルとして活動する拘束時間が長かったことによる過重労働や、所属事務所からのパワハラが原因ではないかと報じていて、「辞めたい」と言うと「今度そんな事言ったら殴る」とか、社長からは「辞めるなら1億円払え」と言われたとの事です。

「言った」「言ってない」というのは証拠がない限りうやむやにされるのでしょうが、今朝のニュースのインタビューで、同じグループの方が、長時間労働だったことや、他のメンバーも「辞めたい」と言った時に、契約書にない「違約金を請求された」と言っていたと答えてました。

そして、所属事務所の社長も「彼女(自殺した方)は深い悩みを抱えていた。助けてあげられなくて残念。」とコメントしておりました。

私も本当にそう思います。助けてあげられなくて残念だと。悩んでいたなら、自殺する前に誰かに相談してほしかった。もし社長が、悩んでいることを知っていたのなら、相談できる人を探して紹介してあげて欲しかった。

9月にも、鹿児島で中3の方が2学期の始業式の日に自殺してしまいました。

この方の自殺の原因については、ネットではいろいろ言われているようで、はっきりとはわかりませんが、唯一思うことは、
「お金や時間は取り戻すことができるけど、『無くした命』だけは、とうやっても取り戻すことができない」
ということです。

もし自殺を考えていたり、そういう方が近くにいる方がいれば、ぜひ相談できる人を探して、相談してみて欲しいと思います。

もちろん、誰でもいいという訳ではありません。その方に「共感」できる方、それも「自殺したい」という気持ちに共感するのではなく、「なぜ自殺したいと思っているのか」という気持ちや悩みに「共感」してくれる方です。

私たち心理カウンセラーは、「気持ちを受け入れること(受容)」「話を聴くこと(傾聴)」そして「今の気持ちや悩みを一緒になって感じること(共感)」が基本であり、最も大切にします。

さらに、場合によっては、考え方の修正を行うような教育的なカウンセリングや、自己治癒の支援のような治療的なカウンセリングを行うこともできます。

悩んでいる方の味方は、探せば必ずいます。もう、決してひとりで悩まないでください。

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